ロンドンにあるGrenfell-Towerに起きた火事は多数の人々の命を奪いました。最終報告はまだこれからですが、一ついえるのは、火事の規模を拡大させた要因の一つは、その1974年完成のアパートに施された大規模修繕にあります。
火の勢いを加速させたのはそのビル全体を覆うクラッディング( 金属表面に他の金属をかぶせること)だと言われています。そのせいで、低層で起きた火災は瞬く間に最上層まで広まってしまいました。Genfell Towerに使われたのはAluminium composite panel (ACP)と言われています。
皮肉なことに、この低所得向きのビルの見栄えをよくするのは目的でした。大規模修繕の計画書にはっきりと記述されています。
Grenfell Towerは南にAvondale Conservation Area、東に Ladbroke Conservation Areaであり、両方から見られます。その地域はいわゆる高級住宅地で、富裕層が集まっています。
そのクラッディングは近所の富裕層からのクレームを防ぐためではないでしょうか。
同ビルの管理会社であるKCTMO(Kensington and Chelsea Tenant Management Organisation)は、非営利団体で、低コストでビルの管理を実現するのを目標としてます。
住民たちから、ビルの安全性における問題について長期にわたって管理会社に訴えてきたが、ほとんど無視されてきました。
KCTMOが管理する高層アパート(Adair Tower、14階建て)は過去(2015年10月)似たような火事も発生し、国に勧告されていた過去があります。(Enforcement Order ordering them to improve the fire safety in the escape staircases and to provide self-closing devices to all the tower block's front doors.(dailymail))