グーグルグラスや、車の自動運転等のばか騒ぎを考えるだけでも分かるように、「イノベーション」は所詮商売のツールに過ぎないです。
もはや人間を限りなく機械に依存させないと、商売のチャンスがどんどんなくなる時代に突入したからです。
誤解を避けるために、商売のチャンスとは、手っ取り早いく儲けを出すか、暴利を生み出せるかの機会のことです。
生産のために生産する時代ですので、人間社会のためになるかどうかは、二の次です。むしろ浪費や無駄が多い方は、儲けも多いです。
こんなニュースを鵜呑みにし、グーグルはとてつもなく有りがたい会社だと勘違いをすると、グーグルの思うつぼになります。
そもそも10倍なんてどうやって測るかはどれも定義できないし、はかり次第では、百倍千倍にもない得ます。
ならなくても責任を取らせられることも全くないし、ようは適当で無責任に言い放題です!!
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米グーグルが10月2日、持株会社Alphabet(アルファベット)設立に伴う大規模組織再編を完了したことを発表した。8月にアルファベット設立構想を発表した段階では、新体制への移行は年内としていたが、3カ月を残して早くも移行完了となった。
新たな組織でもトロイカ体制は健在で、アルファベットの会長、CEO(最高経営責任者)、社長のそれぞれに就いたエリック・シュミット、ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンの三者でグループ全体を統率し経営戦略を担う。だが旧体制と大きく異なるのは、組織的にイノベーションの戦略性を高める意向を明確にした点だ。
そのリードを取るのが、グーグルXである。グーグルXは5年前に誕生し、これまでグーグルの研究開発部門としてさまざまなプロジェクトに取り組んできた。なかには、すでに製品化が決まっているものもあり、血糖値が測定できるコンタクトレンズもそのひとつである。最近では、「プロジェクト・グーグル・ドライバーレスカー」や「プロジェクト・ルーン」など、自動運転車や気球を使ったインターネット接続サービスの開発にも力を入れている。
このように、グーグルXは「ハイリスク・ハイリターンのプロジェクト」を主導する役割を担うが、その達成プロセスにはグーグルXが手がけるべき明確な領域が確立されている。その領域とは、「大きな問題(Huge Problem)」「革新的なソリューション(Radical Solution)」「飛躍的進歩が期待できる技術(Breakthrough Technology)」の3つである。
すなわち、それは「大きな問題」を解決するために、「革新的なソリューション」を開発し、その過程で「飛躍的進歩が期待できる技術」を採用する、という流れを意味する。
グーグルXはこうした3つの領域を手がけることで、さらなるイノベーションの促進を図る狙いである。新体制でも継続してグーグルXを統率するアストロ・テラーが述べているように、目指すべきは「Moonshot Factory」である。これには、「性能や機能が従来の10倍良くなるといった壮大なチャレンジを目指して、目に見えるかたちで製品を開発する」といった思いが込められている。
●ムーンショット
アルファベット傘下の「特命研究組織」として独立事業体となったグーグルXは、一方で収益性の面でも今後大きな期待が寄せられることになる。グーグルはグループ全体の共通認識として、リソースの70%をコアビジネスに、20%を成長プロダクトに、10%を新規プロジェクトに充てるという、いわゆる「70対20対10のルール」を実践しているが、この投資戦略の下で、10%のリソースの多くがグーグルXに配分されることを考えれば、それは当然の帰結であろう。
今回の組織再編により、まずは「イノベーション」と「技術進歩」の棲み分けが組織的に明確となった。グーグルXが中心となってイノベーションを担う傍ら、グーグルが技術進歩の役割を担い、既存サービスの改良や改善を進めていくことになる。よって、グーグルXは今後グループ全体のイノベーションの生命線となるであろう。
1998年の創業以来、検索エンジンや検索連動型広告など数々のイノベーションを起こしてきたグーグルであるが、今後、ムーンショット(社会に大きなインパクトをもたらす商品やサービス、技術など)が連発されることになれば、今回のアルファベット設立に伴う新体制移行は、間違いなくグーグル・イノベーション史の第2章として位置づけられることになろう。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151019-00010002-biz_bj-nb