jbpressの総統選で見た「親日・台湾で日本退潮」の寂しい現実を読むと、いくつかの表現は気になっていました。
「その前日の10日午前、民進党本部1階の選挙対策本部で取材していると、20人ほどのアメリカ人が入ってきた。民進党の職員たちが、恭しく頭を下げ、蔡英文民進党の選挙政策について説明している。私はその光景を見ていて、日本の戦後のGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)のようだと思った。」
「ところで、この「頤宮」の帰りに近くの台北駅を通ったが、そこでもかつての「日本の栄光」は地に堕ちていた。前回の総統選挙の頃は、駅に入っている店舗の3分の2くらいが、日本の食品店などだった。この台北駅というのは、日本植民地時代に日本人が建設したもので、いまでも当時の蒸気機関車を展示している。前回来たときは、日本植民地時代がいまだ続いているような印象を持ったものだ。」
広東料理の「頤宮」(いきゅう)。2018年と2019年の台湾ミシュランで、唯一の3つ星を獲得した「台北で最も予約が取りにくい最高級店」だ。さらに、そこで、アメリカから招待されたデリゲーション(代表団)を300万円で歓待したとされている)
一方、選挙後の記者会見では、海外メディアの中で日本の記者数が圧倒的に多かったのに、質疑応答に指名したのはNHK台湾支局の記者だけで、それは台湾人と勘違いし間違って指名しただけでした。
「そう言えば、翌12日に台湾のテレビで見たが、蔡英文総統がアメリカ在台協会(AIT)のブレント・クリステンセン台北事務所所長(アメリカ大使に相当)と会見した時は、満面の笑みを浮かべていた。ところが、続いて日本台湾交流協会の大橋光夫会長と会見した時の表情は、ぎこちないものだった。これは、日本が4月に中国の習近平主席を国賓として招待しようとしていることに対する警戒感もあるのかもしれないが。」
なるほど、いわゆる政治的な要素はやはり一番大きいわけですね。当然ながら、だれがどうであれ、自分に有利ならば、大いに利用したがるのは、自然と言えば自然です。