小遣いや老後の生活資金等を稼ぐために、手元にあるわずかな貯金を増やしたいのは誰でも考えていることです。
それでまず出費を減らすのは第一の発想です。自分の生活方法を変えたくないか、生活水準をより高くしたい人は、必ず「投資」と言う魅力的なキーワードに惹かれます。
様々な目論みにより、「投資=お金儲け」と勘違いしている・させられている人は沢山います。そして、涙と汗で稼いだお金を何かしらの「投資」商品に
注ぎ込むと、何より充実感と期待感を味わいます。
一方、競馬や競輪、競艇、パソコン等は誰でも迷いなくギンブルだと侮ります。勿論そのような趣味のや人を軽蔑するし、それによって生活が壊れていっても同情する人ははまずいません。
が、実は「投資」はギンブルであり、競馬やパソコン等とそう変わらない事実は、真面目に考えた人は一体何人いるでしょうか。
第一、世の中の投資関係の本のはまずはっきりとこう言いません。「投資はリスクが付き物で、下手に手を出すと、生活は破綻するかもしれない」と、しつこく警告する本はそう簡単に目につきません。逆に、投資とは、いかに魅力的なもので、いかに簡単にお金儲けができる素晴らしい手段であるかを語る本はいくらでもあり、黙っても、嫌でも目と耳に入ります。
それで、人々は洗脳されて、投資関連の本はばか売れし、更に投資商品はばか売れします。結果的に、本の著者と投資商品を扱う人は確実に儲かります。対して、「投資」にのめり込んで、一稼ぎをする闘志に燃えて、損をしてもいずれ取り返せると信じ続けるギャンブラーに堕落していきます。
金融機関にとって有難いことに、ギャンブラーはめったに夢から目が覚めません。また、新しいギャンブラーは毎日のように生まれて後は立ちません。実体のない商品でお金を稼げるのは各種の金融商品を扱う機関にしか出来ません。いや、訂正します。他には詐欺師だけです。うむ、更に訂正します。あらゆる金融商品は詐欺そのものです。「これを買うとあなたが儲かりますよ」と言うのは詐欺のキャッチフレーズです。
投資はギンブルです。それを知った上での運試しは責められがたいが、「俺なら儲けて見せるぜ!」と豪語する方達は一日でも早く目覚めましょう。