ほとんどの国の国民にとっては意味不明な数字でしょうが、JBPRESSの「「最も空爆された国」ラオス、今なお続く不発弾の禍」と言う記事が教えてくれた悲しい現実と、信じられない歴史です。
同記事によると、ラオスは「 ラオス人民革命党による一党支配の社会主義国家であるが、ベトナム戦争中には北ベトナムの「南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)」による南への物資兵員輸送ルートである「ホーチミンルート」が通っていたことから「中立国」であったにもかかわらず米軍の猛爆撃を受け、約200万トンの爆弾が投下され、「世界で最も空爆を受けた国」と言われている。」
さらに、「その投下された爆弾の10~30%が不発弾として依然国土に残っているという。特に親爆弾が無数の子爆弾を放出して攻撃するする「クラスター爆弾」については約8000万発の子爆弾が不発状態で残り、住民に被害を与え続けている。ラオス南部アタップー県などでは大型爆弾の不発弾が、北部のシェンクワン県などではこのクラスター爆弾の不発弾が多いのが特徴なのだという。」
8000万の子爆弾!!!!!
「ホーチミンルート破壊のために投下された爆弾に加え、爆撃行の帰途の米軍機が、基地着陸時に危険を伴うとの理由から、単に残った爆弾をラオス領内に投棄したケースも多かったという。」。。。これは戦争と言うものはどれだけ恐ろしいかを語ってくれる事実です。
これは、不発状態の危険性はさておき、どれだけの金銭と労力によるものか、どれだけの飛行回数で投下したかを想像するだけでも大変な数字です。現実的には、それに直面しなければいけない人々の生活は想像しがたい困難と危険があるに違いありません。
「しかし深刻な問題は子供たちがテニスボール大のクラスター爆弾の子爆弾で遊んでいて爆発したり、耕作中に誤って触れて爆発したり、煮炊きやたき火の最中に熱によって誘爆したりするなどして、人的被害が後を絶たないことである。」。。。「 ラオス政府機関などによると、不発弾による犠牲者はベトナム戦争終結後に約2万人とされ、その後年々減少し2008年は302人に2013年は50人以下となっているというが、不発弾が残る限り犠牲者の根絶は難しいのが現状だ。」(同記事)