米IT大手グーグルと英グーグル・ディープマインド社の研究チームは、開発した人工知能(AI)のコンピューターソフト「アルファ碁(AlphaGo)」が、欧州のプロ棋士と対戦し、5戦全勝したと27日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。AIが、正式なフルサイズ碁盤の囲碁で人間のプロ棋士に勝ったのは初めてで、開発チームは「偉業を成し遂げた」と喜んでいる。しかし、忘れてはいけないのは、囲碁対戦は、いわゆる単純な「探索」問題だけであることです。
コンピューターが十分早ければ、すべての場面において、そこからすべての可能性を虱潰しに探せば、一番有利な手を探すことが可能ことです。
問題はひとつだけあり:すべての可能性は今の計算機にとっては、短時間で処理できないだけです。
なので、これで、あやふやな人間の行動や思考をすべて真似できるまでは、まだ道なりが長いです。それは、その「あやふや」さは、単純な組み合わせではないからです。
かといって、まったくできないわけではない、人間のできること自身は所詮限られているので、それをすべて「モデル化」でき、且つ計算機の処理能力が十分早ければ、それでも人間のことをすべて真似できます。